ARCHIVE|EBISU CITY GUIDE Vol.3
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EBISU CITY GUIDE Vol.2
<本当に伝えるべきホンモノの恵比寿>
会議の始めに、EBISU CITY GUIDEが目指すべき点を共有しました。
ガイドブックを通して伝えたいこと、それは、インターネットには載っていないようなディープな情報です。
逆を言えば、普段、人々は、恵比寿について情報を得ようとするとき、テレビや雑誌、インターネットなどのメディアを通じて紹介されたスポットや人を知ることになります。そうした情報は、何らかの編集の手が加えられており、広告などの利益を目的とした視点で編集されたものが多くを占めています。
つまり、わたしたちが日常的にメディアを通して触れている恵比寿の姿は、キャッチーさやきらびやかな側面が強調された”外行き”の姿なのです。
そこで、本シティガイドでは、既存のメディアが取り上げてこなかった「FACT EBISU(ホンモノの恵比寿)」を取り上げます。流行りやキャッチーさにとらわれず、本質を付き詰め、一歩突き抜けてしまった、そんな人やお店を、紹介していきます。
恵比寿新聞編集長・高橋さんが、事例を紹介してくれました。
「ソーセージは小宇宙と豪語するソーセージ職人」
「一口飲めば製造工程から材料まですべてはじき出せる日本に100人も居ない舌を持つ女性」
「流行りもしないマリアッチを70年間ひたすら歌い続けるメキシコ人顔の純日本人」
「一杯1,500円もするらーめんを人知れず朝から手作りするらーめん店」
「チーズの種類、常時70種類異常なほどにマニアックなチーズ専門店」
などなど。話を聞いてみたくなるものばかり。
ガイドブックのデザイン案も、お披露目となりました。
以下の写真は、候補のうちのひとつ。提案を受け、洗練され過ぎず、どの年齢にも手に取ってもらえるようにするにはどうすればいいか、議論が行われました。
また、恵比寿の街を写真に収めるにあたり、写真家・山谷祐介氏に撮影を担当していただくことになりました。パンクスなどを捉えたハードでドライな質感が持ち味の写真家です。人々のありのままの姿を捉えたモノクロ写真は、70年代、80年代を彷彿とさせるような、人の持つエネルギーや魅力が詰め込まれた力強い印象を受けるものばかり。現代のストリートを偽りなく捉える彼によって、恵比寿の街は、どのように切り取られるのでしょうか。
次回EBISU CITY GUIDE Vol.4は、8/23(火)開催です。
編集や取材に協力していただける方を随時募集中です。編集会議には、どなたでもご参加いただけますので、当日、会場へとお越しください。また、恵比寿のこんな面白い人やお店を知っているなど、恵比寿のディープな情報もお待ちしております。